人形はどのように作られるのか?土田人形の制作工程第2章 制作工程を知る
土田人形は、一つの人形が完成するまでに、いくつもの工程を経て作られています。
原型づくりから成形、焼成、彩色や本焼きまで、それぞれの工程には人形の表情や質感を決める大切な役割があります。
ここでは、土田人形がどのように作られているのか、その流れをご紹介します。
土田人形ができるまで
- 原型制作
- 型づくり
- 成形
- 素焼き
- 彩色または本焼き
- 完成
それぞれの工程が重なり合うことで、最終的な表情や質感が生まれます。
原型制作|人形のはじまり
土田人形づくりは、まず原型制作から始まります。
どのような表情にするのか、どのような姿にするのかを考えながら、土で最初の形を作ります。
人形の雰囲気や個性は、この段階で大きく決まります。
また、この原型が、その後の制作工程すべての基準となります。
型づくり|形を受け継ぐ工程
完成した原型をもとに型を作ります。
土田人形では、この型を使いながら人形の形を受け継いでいきます。
長年親しまれてきた人形の形が今も残っているのは、この工程があるからです。
成形|人形の形が生まれる工程
型に土を流し込み、人形の形を作ります。
一定の厚みになったところで余分な土を流し出し、乾燥させた後に型から取り出します。さらに、合わせ目などを人の手で丁寧に整えながら、人形の基本となる姿を仕上げていきます。
素焼き|人形としての土台をつくる工程
十分に乾燥させた人形を窯で焼成します。
焼き上がることで土が固まり、人形としての丈夫さと安定した形が生まれます。
焼成後の人形は「器地(きじ)」と呼ばれ、次の工程へ進みます。
彩色または本焼き|表情を仕上げる工程
素焼きされた人形は、その後の仕上げによって二つの表情へと分かれます。
素焼き人形は、一つひとつ手作業で彩色を施して完成します。
本焼き人形は、下絵付けや施釉を行い、再び窯で焼成することで、艶やかな質感へと仕上げられます。
一つひとつの工程が表情を作る
現在も職人の手仕事によって丁寧に作られていることが、土田人形ならではの魅力につながっています。土田人形は、一つの工程だけで完成するものではありません。
原型制作から型づくり、成形、焼成、彩色や本焼きまで、それぞれの工程が積み重なることで、一つの人形が完成します。
現在も職人の手仕事によって丁寧に作られていることが、土田人形ならではの魅力につながっています。
土田人形は、原型制作から完成まで、多くの工程を経て作られています。
それぞれの工程には役割があり、その積み重ねが人形の表情や質感につながっています。
次の記事からは、成形・焼成・彩色など、それぞれの工程について詳しくご紹介します。